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生コンはどんどんふえた

2011.12.02

たとえばいわゆる生コンである。建設工事にセメントはつきものである。37年に作られたセメントはそのほとんどが建設工事用だ。そしてその大部分は砂利・砂・水とまぜ合わせて、コンクリートとして使う。この混練工程は従来ほとんど工事現揚でおこなわれてきた。戦後昭和24年に東京業平橋で東京コンクリートエ業社が、生コンクリートつまり混ぜ合わせてプラスチックな状態になったコンクリートを売りはじめた。まもなくいわゆるビルブームがきて、生コンはどんどんふえた。

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37年には約1440万立方以が作られており。38年4月ごろ全国で約150社200工場がうごいている。コンクリート建物は1平方m当り平均してコンクリートを生コンだけで2180万平方m、3000平方m(1000坪)の建物なら7000棟出来る勘定である。今ではセメントの国内消費の約15%は生コンにいっている。生コンは混練工程を現場から切りはなし、固定工場にもっていくことによって次のような利点をもつ。均一な品質、混練設備の固定化と計画的な稼働、骨材置場・ミキサーなど現場設備と現場労働の節約など。これらの利点は敷地の余裕がない都市建築、品質の保証をもとめる発注者、設備投資に保守的な建設業者などにうけた。一方で生コンの運搬距離はトラックで片道約1時間と限られているから、集中的な需要地域でないと成立しない。東京からはじまった生コンは、28年に横浜・大阪・名古屋に、32年から36年にかけ八幡・高岡・四日市・尼崎・京都・広島・岡崎・福岡さらに札幌・鹿児島などほぼ全国にあらわれた。また比較的小規模な建設工事にも利用されだして、1〜15立方m積みの小型トラックによる小型の供給心おこなわれている。





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