自分の「生活設計」の見直しをする動きが出てきている。以下に例を紹介してみる。(1)自宅を売却して賃貸住宅へ移る。失業や所得の低下で、住宅ローンの支払いができなくなったり、高齢者では、老後の資金を確保するため自宅を売却、賃貸住宅、または老人ホームへ移転というケースがある。(2)定年退職を機に自宅を売却し、田舎の実家に戻る。都心の自宅を売却して、リゾート物件を購入する。(3)郊外の広い戸建てから、生活利便性の良い都心のマンションへ転居する。望ましい住宅形態について調べたものをみると、「マンションがよい」「一戸建て・マンションのどちらでもよい」と答えた人の割合の推移を示している。高齢化の進行と少人数世帯の増加とで、マンション派が増えている。高齢者にとっては、マンションの持つ利便性が魅力となっている。なお、二〇〇五年に大きく落ち込んだのは、耐震偽装問題が発覚したことが大きい。(4)年金だけの収入では不安だと考えて、不動産による収入を確保するために、不動産投資をする。(5)相続の発生を見込んで、保有資産全体のポートフォリオを組み替える。(6)豊かで充実した老後人生を送るために、煩わしい不要な不動産を換金する。(7)賃貸住宅のオーナーだが、年をとり、賃貸経営を止めたい。リフォームなどの追加投資や空室の増加、家賃の低下もあり、賃貸経営が煩わしく、借金も返済したい、などの理由が売却の背景にある。(8)子供の失職、娘の離婚などで、一度は親元を離れた子供が親元に戻り、二世帯住宅となった。?子供の独立や定年を機に、将来の生活スタイルに合わせたリフォームをする。
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